人形・写真・短歌 by Akemi Murata

Part.24

人形作品 タイトル『風の舟』
 
知床の浜でひろった流木を見つめていたら「風」を表現したくなりました。
この流木もかつては、どこかで大地に根をはり花を咲かせ、葉をしげらせて
小鳥たちを休ませたり、木陰にだれかを憩わせたりしながら、秋には色づき
雨にうたれ、風にふかれ、暮らした思い出を宿していることでしょう・・。

人形作品 タイトル『フクロウ』

フクロウは鳥にちがいないのでしょうけれど、何とも不思議な生き物です。
鳥にしては頭が大きく、愛らしく、彼らに神聖ささえ感じてしまう。
ホーっと泣き声が聴こえる夜は(めったにありませんが)とても
得をしたような気分になります。森にフクロウの声が響き
つづけることを祈りながら.....紋様を彫り込みました。
(天然石をあしらっています)

我が家に生息する珍獣!?ビヤと....ちょっと似てなくもナイような....

2008 3月

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