−物語のつづきは−
絵・村田收 詩・村田あけみ
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2011年3月11日、東日本大震災が起きて
もうすぐ、一年になります。
あの日、津波で亡くなられたあまりにも多くの方たち
遺された方たちの想像も出来ない悲しみや
・・・信じられない状況を
つぎつぎに目にすると、創作というものから
すっかり遠のいてしまっていました。
そんな時ふと、テレビで目にした
男性の姿を思い出しました。
家族六人を津波でなくした男性だったと思います。
「オレは忘れない、あいつらが生きてたこと
みんな忘れても、俺だけは忘れない、絶対」
そう、くり返していたこと・・・
3.11.に奪われた多くの命の火と、遺された痛みに
やっぱり詩というカタチでしか私には手向けるものが
ありません。夫の花の絵に助けてもらいながら・・・
2012.3月 Akemi
クプカ家が体験した3.11.と、その後の出来事は
記録として(昨年の夏に)森便りに載せています→ ココ