「窓」

Poem by れお


教室の窓

授業も聞かず眺めていた

外では風がビュウビュウと音を奏で

1本の木が指揮棒を振る

池の水面に風が足跡をつけ走る

隣町の工場が大きな煙草を吸い

白い煙を吐き出す

煙は雲に溶ける

すぐ前の線路に鉄箱が滑り

君の顔と重なる




僕の席は特等席




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あ〜 もう卒業か・・・


Poem & comment by れお



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