KUMA's Room Part.32
庭の方から見ると ガラス窓は 粉砂糖をまぶしたみたい。
ふかふかの雪を踏んで 白い小道を歩いたら サクサクって、雪がしゃべった。
“庭の哲学者”くんは、雪に埋もれて 瞑想(めいそう)中。 「そんなに、うす着じゃ風邪ひくよ」 って声かけたけど
あいかわらず、彼は無口なんだ。 ![]()
小鳥のお家も雪んなか
いまごろ どんな夢みてるかな?
ノボックとカミラは だいすきな雪をかぶって
おおはしゃぎ!
おいらかい?
そりゃあ、もちろん
サイコーさっ!
雪にさわっていたら がぜん、ゲイジュツ家の血が さわぎはじめたぞっ。 うーん、無性になんか、 創りたくなってきた.... そうだっ、 雪でおいらたちの仲間をつくろう!