KUMA's Room Part.23

くまの日常 <冒険編その5>

「家がいちばん」



どこからともなく すがたをにあらわした ベラビックルは


あっというまに ジャンプ して

ボルボックルが もがいている きりかぶ 

ひらりと とびうつった。


「さっすが〜!もう これで あんしんだね!」

おいらたちは 拍手かっさいをおくった。


ところが・・

あれ あれ〜?

なんだか ようすが

ちょっとへんだぞ


うん!?



ひっぱりあげるというより なんだか

ボルボックルのあたまを 押さえてるみたいにみえるけど・・


「わ〜っ!」

ひとこえ叫び声をのこして ボルボックルは

きりかぶのなかに・・消えていった!


あぜんとして見上げる おいらたちのほうに

ゆっくりかおをむけた ベラビックルは

むじゃき ほほえんでいる。

そして 明るくこう言ったんだ


「さあ!つぎは あなたたちの番よ」




えっ!?

つぎの瞬間
おいらたちは
ちいさくなって

宙にまいあがっていた。

あの おそろしい



きりかぶのなかへ・・まるで

そうじきにすいこまれた

紙くずみたいに


のみこまれていったんだ!


 つづきを見たければ
このクマを
クリック



←--「くまの日常」MENU