in さ蔵茶や

2009. 9月19日〜 9月27日

福島県須賀川市にあるギャラリー『さ蔵茶や』は、美しい田園に囲まれた蔵のギャラリー。周りは丁度、金色の稲穂がきらめく季節でした。

展示風景を少しご紹介しましょう。

今回の展示会では、はじめて水彩画を描くデモンストレーションを会期中、三回(各30分程度)開催。新聞に取り上げられたこともあり、三回ともギャラリーが満員になるほど多くの方にお越し頂きました。

デモンストレーションの日をめざして、遠方からいらして下さったお客さまのお声を、少しご紹介しましょう。

水彩画家村田收さんと創作人形作家村田あけみさんの「妖精たちの棲むところ」という作品展に行ってきました。入り口にあけみさんの笑顔を見た際、感じた幼馴染に会ったような懐かしい嬉しさ。水彩画と人形達にああ会えたという感激。

実際に村田收さんが創作するところを見せてくださる時間もありました。描かれている様子を拝見して水彩画の魅力にさらに誘われたのとともに、風景画の観方がかわっていくのを感じました。感動的なパフォーマンス。作品工程その一挙一動を脳裏にきざもうと臨んだのですが、紙の上に見る間に白く光った秋風がふく景色が展開され、自在さにただただ魅了されていきました。自然をどうイメージするか、光と影をどう描くか、内面をもあそこまで描けるものなのだと驚きました。一緒に行った息子も観るというより風景画のなかに入ろうとしているようでした。

作品の中に誘われるような力があるのは、自由な発想と精神性が表現されているせいと感じました。水彩画と人形の作品を鑑賞させていただき、お話を伺って夢のようなひとときを過ごし、会場を出たとき見た夕暮れの空の美しさは、收さんの作品を彷彿させてくれました。

One day at a time is all we do
One day at a time is good for you
Words by John Lenonn

おふたりの作品は感動を今日から明日へと存続させてくれる力を贈ってくれます。
ありがとうございました。

<埼玉県和光市から息子さんとご一緒にいらして下さった『ほたる』さんのブログ&メールより抜粋>

ほたるさん、こちらこそアリガトウ!

会期中お越し下さったみなさん、本当にありがとうございました。
今回の個展での出会いや、展示会で感じたことを
これからの作品づくりに反映させて行きたいと話しています。

また、どこかでお会いしましょう!

2009.秋 村田收&あけみ


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