愛 燦々(あいさんさん)

書・村田 香葉


この作品は、自分の誕生日に書きました。
その日の夕刻、ふと西空を見たら
息が止まるほど美しい色彩の光と雲があり
(それは何分かのわずかな間の光景だったのですが)
誕生日プレゼントを神さまからいただいたようで
私はとっても嬉しくなって、
『私のやらなければならない仕事はまだ残っている
 これは、あちら側からガンバレ というメッセージなのだ
 私はこんなに、しっかり守られ愛されている』
と感じ、その半切紙にはとても入り切れないほどの感動を
孔雀の羽の筆で、夢中になって書いたものです。

この作品は、2003年夏に那須高原で開催した
村田香葉の個展「心の書展」に、展示した
掛軸(かけじく)のなかの一点。
大きめの床の間に飾るくらい(全長2メートルほど)の大作。
<着物の生地(二色使い)で、表装にも個性をもたせました>



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