KUMA's Room Part.11
くまの日常 <仲間たち編 その4>

「へんなトロール」


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ノボックとカミラは

おいらに

彼らのふるさと

フィンランド

をしてくれた。





「フィンランドには、湖がいっぱいあるよ」とノボック。

「森だっていっぱいあるわ・・それに空もあるのよ!」とカミラ。



「空なら、ここにだってあるよ」おいらが言うと、




いいえ、本当の空 のことよ!

とカミラは力説する。


「本当の空?」

なんだか、よくわからないけれど

いつかそれを

見てみたい・・とおいらは思った。



ノボックとカミラを作ったのは

フィンランドの農家の、太くてあったかいお母さんの手なんだって。

まっ白におおわれる長い冬

パチパチ燃える暖炉の前で、お母さんは子どもたちに

フィンランドの昔話をしながら

ノボックとカミラを一針一針・・手づくりしたらしい。


「だからわたしたちの体には、一針一針
    フィンランドの民話が縫い込まれているのよ」


カミラは誇らしげに胸をはって言った。


「そうだ!くまさん、
 ぼくたちの仲間を紹介するよ!」


どうやら

フィンランドからクプカ家にやって来たのは

ノボックとカミラだけではないらしい。




「ま、ちょっと変わり者もいるけど....ね。


カミラのつぶやきが、ほんの少し気になったが

とにかく

仲間が住むという、テラスに向かうことにした。



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