KUMA's Room Part.15

くまの日常 <冒険編その1>

「別天地へ」



“ゴンドラごっこ”をして

あんまりくるくるまわったら 目もまわった

ちょっとテラスで ひと休み

その時だ! 空からたんぽぽのわた毛みたいなのが


ふわふわ とんできて

おいらたちの頭の上でパッ

パラシュートみたいに開いた!

ひら..ひら..ひら..ひら....



まい降りてきた紙切れはベラビックルからの手紙



手紙にはこう書かれていた。


“薬草をさがしているうちに、ちょいと遠くまできちまったけど

おかげで、いいところを発見したよ!

あんたたちにも見せたくなったから、すぐおいで!

どうやって行くのかって!? そりゃあしんぱいないさ。 

もうすぐわかるから・・ね”(ベラビックルより)


たしかにすぐわかった。


ぱた ぱた ぱた!・・手紙はかってに 折り畳まれて

アッというまに 紙ひこうき になったかと思うと

つぎの瞬間、おいらたちは ひまわりの種くらい

小さくなって 紙ひこうき にのりこんでいた。

そして 空たかく まいあがったのさ!!






・・・のような空中飛行のあと



もとの大きさにもどった

おいらたちが 降り立ったのは


満開の花のうえだった。




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