いのちの祈り 三人展〜書と水彩画と詩で奏でる〜 |
in 倉敷・中央画廊 2011.4.12.〜17. |
展示予定作品より 〜雲のてっぺんから〜
母(書家)、息子(水彩画家)、嫁(詩人)・・・ 家族であり作家でもある三人による コラボレーション(共同製作)作品の 展覧会を春の倉敷で開催します。 |
展示予定作品より 〜光と光の行間を〜
村田收osamuの絵に、香葉koyoが書で、明美akemiの詩を表現
書家の香葉は倉敷在住ですが、福島県白河市にほど近い栃木県那須町(那須高原)に暮らす息子夫婦(村田收と明美)は、今回の東日本大震災に、3月11日たまたま出かけた福島県郡山市で遭遇しました。 幸い、本人たちも那須の自宅も(食器や家具の一部が破損した以外は)無事でしたが、これまでに経験したことのない震度6強という激しく長い揺れはもちろん、その後、映し出された津波による想像を絶する大きな被害、現在も進行中の原発の問題などに、多くの方々と同様、大きなショックを受けました。 殊に、津波で町全体が壊滅的な被害を受けた南相馬などは、美しい海岸線を描きにキャンピングカーで訪ねしばらく滞在した愛すべき町でしたし、 倉敷の香葉は、少女時代から大学までを宮城県で過ごし、宮城には親戚や友人も多いため、悲しみとショックでしばらく眠れない日々を過ごしました。 今も大きな悲しみの中にいる東北の人々のため、自分たちに出来ることはないか話し合い 三人展の収益金の一部は被災地支援のための義援金として送らせて頂く ことに致しました。本当に小さな力にしかならないとは思いますが、一日も早い復興と、被災地の方たちに笑顔が戻ることを祈りつつ 今回の三人展のタイトルも『いのちの祈り』としました。 希望と心からの祈りを込めて! 三人で生み出した70点ほどの作品を展示します。よかったら会いに来てください。 |
展示予定作品より 〜ふたりは一対〜
会期中、村田收と明美は全日在廊しますが、香葉は、初日のみとなります。
お車でいらっしゃる場合、駐車場は倉敷図書館の駐車場が近いです。
中央画廊は、倉敷・美観地区(大原美術館裏手)にある白壁の美しいギャラリー。
2011.4月