「隣の家に囲いが出来たんだってな」「へえ〜(塀)」

そんな小噺(こばなし)がふと、頭をよぎる

板塀と木戸のある家です。

 

 Vol.2 〜板塀いたべい 木戸きど

あまり見かけなくなった、焼杉板ですが、かつては日本家屋の外壁材や塀として珍重された時代もありました。

木材の専門ページによると

『杉板の表面(両面)をバーナーで炙って炭化させる事により杉板が腐食するのを緩和した非常に丈夫な材料』 なんだとか。

確かに、風雨に長年さらされてきたハズなのに、腐っている様子もありません。

那須にいた頃は(別荘地というコトもあり)ステインを塗った木製のベランダやテラスをよく見かけたものですが、雨の多い日本ではすぐに色が剥げ落ち、木が腐るので、毎年塗り替えないとイケナイというグチを、よく耳にしたものです。

その点、焼板はけっこうスグレモノかもしれません。

 

昭和レトロな家には、板塀がよく似合います。コンクリートの塀とかよりは風情もあるので当面、板塀はそのままにすることにしました。

・・・ただ、木戸(門)は、かなり色褪せくすんでいて、見た目も悪いし、補修しないと長持ちしないでしょう →

自分で塗装することにしましたが、塗るのはステインかペンキか?何色にするか?迷います。茶系にすれば、今のイメージとあまり変わらず仕上がりますが、せっかくだから、もう少し遊んでみたい気もします。

結局、下地の色(門の)が浮き出して来ないように、ペンキを何度か塗り重ねることにしました。油性の方が強いですが、筆洗いなど面倒なので塗りやすい水性をチョイス。

アメリカ製の水性ペンキに、ややスモーキーな緑色があったのでこれに決定☆那須の家のリフォームでもペンキ塗りは主に私(あけみ)の担当デス♪

3度くらい塗り重ねたら下の色がようやく隠れました。板塀と調和しないんじゃないか?シンパイでしたが、スモーキーな色にしたので、和風な板塀とも意外になじんでくれました♪こんな感じ

Before

After

木戸に実用とデザイン性を兼ねた
取っ手をつけて(by Osamu)

完成☆

 

 

日本の昭和レトロな家に、ちょっとヨーロッパの田舎屋風?テーストを加えてみることにしました。そこで、表札もこんな感じに手作り。

黒板に白文字(by Osamu)

ちょっとカフェみたい?

こちら(岡山市内の一戸建て)に引っ越して来て、いろいろと那須暮らしとは違う点がありますが、その中のひとつが『回覧板が回ってくるコト』那須の別荘地では回覧板はなかったので・・・

それも頻度が多い。イベント情報etc.多い時には二日おき位に回ってきます。別にそれは良いのですが、普通サイズのポストでは、回覧板の大きさは入らない。留守をすることもあると、何度か足を運んでいただいたりして申し訳ないな〜ということもあり、

回覧板も入る大きなポストを手作りしました。

 

オール Osamuの手作り。板を切り
工作してペインティング。
Postの字も表札と同様、手書きです。

白いフタを開け閉めして使います。

少しずつですが、自分たちらしさ
もプラスして居心地のいい
昭和レトロをアレンジ
していけたら・・・
と思います。

 

 

あつい暑〜い夏の後に台風の被害も多かった今年。

ようやく涼しくなり、ビヤも肥ゆる秋☆の到来?

 ビヤ、現在5.2キロ。


そろそろ、この辺りでストップして欲しいのですが....

 

昭和レトロな家 Vol.1 『くもりガラス』

(2011.初秋.)

おさむ&あけみ&ビヤ

kupuka

 

 


<--Back to HOME

森便りメニュー頁へ

水彩画インフォメーションへ

水彩画ロードへ