書家・香葉(こうよう)の聖域

クプカファンならよくご存知のように、画家・村田收の母は書道家の村田香葉です。もう80代半ばになりましたが、倉敷の自宅の離れに建つ教室で、今も大人のお弟子さんにのみご教授もつづけています。その空間は、まさに香葉の聖域。愛用の筆や作品などに出会えます。

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筆って面白いですね~いろんな動物の毛を使った貴重な筆も並んでいます。では、教室に現在、飾られている作品も少しご紹介しましょう。

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教室の壁面いたるところに、無造作に展示された香葉の新作たち。奥の「黙って今日の草鞋(わらじ)はく」は山頭火(さんとうか)の句ですね・・手前の「笑うと・・」は、母が考えた言葉かもしれません。神様の文字の上にだけ、金粉の光線をかけている辺り、母らしいアイデアです。

季節ごとで飾りかえられる書を観ると、いまの母の思い(関心)がよく分かります。どうやら科学者の書かれた言葉、キラー細胞を増やす「笑い」に今は関心がある様子。伊丹仁郎というお医者さんが書いた言葉を自分の言葉に変換し書にしたようです。

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細胞と銀河宇宙・・ミクロとマクロ・・面白い世界観です。

私(村田明美)にとってはお姑さんだけど、書に向かう義母の情熱は衰えることがなく、おおらかで豊かでステキ。表現者として見習いたい先輩です。

香葉の書に興味をお持ちになった方は、のぞいて見て下さい。
『香葉の墨の詩』↓作品集
http://www.kupuka.com/koyoroom/j-koyo.html

クプカ内にあるのは色紙作品がメインですが、息子であり画家の村田收の絵に、私(あけみ)の詩を、香葉(義母)が書にして完成させるという、一枚の作品の中で三人のコラボ作品が多数あります。2011年にはそういう作品展も倉敷中央画廊で行いました。

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