藤原成親の遺跡を過ぎ、林間の道を山頂に向けてしばらく登ると、やや平坦な道になってきます。登山道はよく整備されていて歩きやすい。

いつも歩く操山(みさおやま)同様、きっと多くのボランティアに支えられているのでしょう。
そう言えば、今回の中山歩きの前にルートがどこかに掲載されていないだろうか?とネットを辿ってみると『吉備の中山を守る会』というホームページに出会いました。古墳や遺跡といった地点を記したマップはもちろん、吉備の中山の歴史を詳細に記したページまであり参考になりました。
そのページのマップにもあった『ダイボーの足跡』に到着。
大きなお坊さん(ダイボー)の足跡と伝えられる窪地とか。ま、真上から見られるわけではないので、足跡に見えるかどうかは、びみょ~ですが、自然に出来た窪地ではなく何らかの目的で掘られたものらしい。

細谷川の上方に位置することから、この場所で何らかの『水の祭祀』が行われていたのではないかと推測されているようです。窪地の北側に畳1畳くらいの平らな岩があり、その岩の南側に石で囲った水の噴出し口と思われる小さな穴場がアルとか。
いったい、どんな『水のお祭り』だったのでしょう。巨人の足跡のような形の池の上で白い古代の衣装をまとった人たちが、神に祈る姿を思い浮かべながら、この窪地をぐるっと回りこんだ先には、八畳岩と称される巨石と、その周りにたくさんの岩が鎮座していました。

『八畳岩』と称される岩は、まるで大きな舟か建造物のようです。まさにパワースポットだと、感じるエリア。

ちなみに、いつも歩いている操山にも同じ名前の『八畳岩』がありますが、操山のは古墳。中山のこの八畳岩は、祭祀場であっただろうと言われています。いわゆる磐座(いわくら)ですね。
もういちどダイボーの足跡に戻り、登山道を歩くと、また面白い岩に出会いました。『鏡岩』という名前は、巨大な岩の両面が鏡のように平らなことから名づけられたとか。
紋様のように色彩のちがうタテの線があり、横にも細かなシワのようなヒダがある美しい岩です。そして全体を見たとき、あ・・・!!声を出しそうになりました。

鼻と目があるように見えるのは、私だけ??
古代の神が宿っているのかもしれません。思わず岩に合掌。
うーむ、吉備の中山おそるべし☆
つづく

