ずんだ餅

ずんだ餅ってご存知ですか?枝豆を磨りつぶしたアンにお餅をからめて頂く東北生まれの和菓子です。東北でよく食べられる逸品ですが、鮮度がポイントなので冷凍とかで取り寄せないと、なかなか手に入りません。でも大丈夫。ミキサーがあればお家でも作れます♪ ま、それなりに手間はかかりますが、この美味しさに出会えるなら作っちゃう v(^-^)

【材料】~ずんだ餅4~5個分~
●枝豆(サヤがついた状態)200グラム程度。冷凍の枝豆でもオーケー。
●切り餅or丸餅 お好みのもの4~5個
●砂糖15グラム
●塩少々
●水50cc

(1)ビールのおつまみにする要領で枝豆をゆがき、サヤから豆を出し薄皮もむく(面倒なら薄皮つきでもイイですが、食感と色合いは違います)

(2)ミキサーに(1)の作業を終えた豆を入れ、砂糖(我が家は三温糖を使いますがお好みのもので)、塩(甘みを引き立てるためにパラパラっとふりかける)、水50CC(ミキサーですり潰すため)入れ、スイッチを押す。

我が家では砂糖は三温糖を使っています。

(3)完全にすりつぶす必要はありません。粒つぶが残っている位の方が美味しいように思います。

(4)ミキサーから取り出した、ずんだアンにゆがいた餅をからめて出来上がり。餅はやわらかくなり過ぎないように気をつけて。

枝豆が好きな方ならきっと気に入ると思います。お試しあれ。東北を旅した時に頂いた思い出を味わいながら頂きます。鮮度が大事なので日持ちはしません。作ったら色も香りもよいうちにどうぞ(^-^)ノ

粒々なくしたかったら『すり鉢 』 とかで潰す。

映画レビュー『ONCE ダブリンの街角で』

『ONCE ダブリンの街角で』2007年公開アイルランド映画。

『映画と音楽の関係』で思い出す名作は数限りなくアルけれど、何度も観たくなる映画となると結構すくない。そんな中、この映画はwowowでたまたま観て気に入り、いまも消さずに残してミュージックビデオのように流しながら作業したりしている。そういう意味ではちょっと稀有な音楽映画かもしれない。華やかなストーリー展開もなく、ローコストで有名俳優も一切出ていない地味~な映画なのだけれど。


ストリート・ミュージシャン “ハンサード”(男)とチェコ系移民 “イルグロヴァ”(女)が、ダブリンの街角で出会い、音楽を通して心を通わせていく…いわゆるラブストーリーという設定はあるものの、むしろ主役は『音楽』そのものかもしれない。主演の2人も俳優ではなくプロのミュージシャン。 ジョン・カーニー監督&脚本も元ベーシスト。映画の予算も少なく監督も役者も有名ではなかったのに、2007年に全米では2館から公開スタート。クチコミで話題になり、140館まで劇場数を増やした。
サウンドトラックは全米チャートで2位を獲得。公開された2007年のインディペンデント・スピリット賞の外国映画賞を受賞。ハンサードとイルグロヴァの曲『フォーリング・スローリー(英語版)』Falling Slowly は第80回アカデミー賞歌曲賞まで受賞した上、サウンドトラックはグラミー賞にノミネートされた。
ハリウッド映画のようにハンサムな俳優も、モデルのような女優も出てこない(ラブシーンもない)けれど、そこが何とも初々しく切なく音楽のように沁みてくる。

島根/奥出雲の旅『キララビーチ』

奥出雲の旅では海にも少しだけ立ち寄りました。道の駅があり季節には海水浴場にもなるには『キララビーチ』。

浜辺で絵を描く夫を遠くからパチリ(彼は撮られていることに気づいていない)絵を描いている間、私は浜辺で人形に使う流木を探してました。砂の感触と波の音を楽しみながら。海はいいな…。

風の強い海辺に風車が並んでいました。

波の音を聞いていたハマヒルガオ

島根/奥出雲の旅『吉田町』

奥出雲で出会えた風景はどこか懐かしく、山も海も里も人々もやさしかった。この国には大切なものがまだ残っていることに気づかされました。コロナ禍でいっそうその尊さに気づかされました。

吉田町の古い町並みで出会った懐かしい光景。川辺で遊ぶ親子。

島根・奥出雲にはまだ大切な日本の原風景がたくさん残っています。

疎水を泳ぐ鯉

もう営業しなくなってかなり時間が過ぎたのでしょう。ツ
タと草にすっぽり囲まれながら昔を思い出しているよ
うでした。



島根/奥出雲の旅『たたら』

訪れた島根県雲南市は、たたら(古来の鉄づくり)においても『出雲の国風土記』(733年編纂)に『鉄(まがね)』の記載があるほど千年以上の歴史をもつ鉄の聖地。

『菅谷たたら高殿』 の内部
この漢字で『たたら』と読みます。

吉田町の『鉄の歴史博物館』で昭和40年代に制作された『踏鞴(たたら)』というタイトルの記録映画( 30分ほど)を観てから、菅谷たたら高殿に行ってヨカッタ。 そうでないと、たたらについて理解するのは難しかったかもしれません。

山の中にある『菅谷たたら高殿』(唯一現存する)へ。映画『もののけ姫』に出てくる“たたら場”のモデルにもなった場所とか。柿葺き(こけらぶき)の美しい屋根(クリ材の板13万5千枚使用)が見事です。鉄づくりで高く吹きあがる炎をさけるための高い屋根とそれを支える太い柱。どこか神殿のような雰囲気。


内部に屋根に使ったクリ材の見本と貼り方がありました。
間に銅板をはさんでいるようです。

その歴史を学ぶと想像を絶する過酷な労働と、世襲制でのみ引き継がれてきた高い技術力も見えてきました。まさに日本の魂に触れたような気がします。

かつて全国に流通する鉄の8割以上を産した中国山地の中でも、1751年~1921年までたたらの炎が燃え盛った『菅谷たたら高殿』(国の重要有形民俗文化財)最盛期の江戸時代にはココで一年に90回操業、生産量約290トンにも達したという記録も残っているそうです。砂鉄と木炭と釜土を用いて鉄を産む『たたら』は、近代的な鉄の生産で戦後ほとんど途絶えていましたが、たたら製法で得られる『玉鋼(たまはがね)』は日本刀づくりに欠かせないことからまた着目されているらしく、フランスはじめ海外からの視察団も多く来られるそうです。

高殿の中に入ると、天井まで約9メートル。操業時炎が2メートルくらい立ち上る時には屋根のてっぺんにある火宇内(ほうら)が開けられたとか。巨大な柱4本を軸とする空間は一辺18.2mの正方形。その中央に炉が土で築かれ、何本もの送風管を付けたフイゴが用意されています。フイゴに送られる風は最初は人力だったけれど後に水車を利用するようになったとか。

地上に見えている部分だけではなく地下まで(水蒸気爆発しないように)地底に排水溝を掘り(深さ5~6メートルに及ぶ大きな設備)砂利、木炭、粘土、大小の石を敷き重ね防湿、高温維持のための工夫を凝らしていたり・・その製法には、まだ科学的に解明されていない部分も多いそうです。

実際に画像でご覧になるのが、たたら製鉄を知る近道でしょう。

高殿の周りには深い山と美しいせせらぎがあります。木々が多く炭が作れたこともこの地にたたらが花開いた所以でしょう。この高殿のすぐ近くには見守るように桂の巨樹がそびえていました。

「創作の森」